「まあ…虹ってのも、あながち間違いじゃないけどね」
「???うう…ますます分からないです」
「……届かないって分かってるから綺麗なの。無理に手に入れようとも思わない」
「虹が…ですか?」
「そ」
アティより少し前、歩きながら自嘲めいた笑みを浮かべた

「そんな事ないですよ!!」
「…は?」
思わず振り返れば、むうっとして頬を膨らませている彼女
「やってもない事を諦めて、どうするんですか!
そりゃ、これだけ距離が開いてたら手を伸ばしても届きませんけど!!!
走って近付いたら、虹のふもとまで行けたら手だって届きますっ!!!!!!」

力説するアティに、軽い頭痛と笑みが込み上げてきた
「ん〜…で、ふもとにまで行けた事は?」
「ううっ…!!……13連敗中です………」
「やっぱりねえ」
「で、でも私も大きくなりましたし!次こそは!!」
「じゃ、どうする?」
「はい?」
「虹。今出てるじゃない」
「え…でも、おつかいの途中ですし……」
「イイの?」

「………良いんですか?」
「アタシは良いわよ」

しばらくブツブツと考え込んでいたアティはやがて、えへへと笑った
「じゃ、ふもとまで行ってみましょう!!」
「りょーかい♪」

 

 

……アタシも、近付いたら手が届くかしらね……?

 

それは虹と言うより…たいようのような――――――――

 

□□□□□□
いい具合に蛇足チックですね!あはー(壊れてる)
実は「トオリアメ」にくっ付いてたんです。これ。でも、これはさすがにいらない部分だろうと判断しまして…
でも、勿体無くてアップしてみる(あたり諦めが悪い)
お使い無視してったら、夕御飯抜きでしょう。二人仲良く(笑)
虹は好きです。
ここ最近見てませんがね

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送