■ すれ違い ■
本日晴天
フリーバトル後、あまりにも良い天気だったので
アティは散歩に行く事にした
「ぽかぽかですねぇ…」
人気の無い森の中
沢山の花達に囲まれ、アティは太陽の光という最高の布団を手に入れ
眠りに付いた
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船内
スカーレルはとある人物を探していた
赤毛の女性
そう
アティだ
「ねぇソノラ、センセ知らない?」
「さっき散歩に行くって出てったよ」
「そう、有難う」
アティの事だ
またどこかで寝ているに違いない
帝国軍らに見つかったら一大事
早く探さなくてはと、スカーレルはアティ捜索に出かけた
・
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「ふぅー、よく寝ました」
30分程眠っていたアティは夕方前に目を覚ました
伸びをし、そそくさと立ち上がると
仲間の元へ戻るべく歩き出した
(今日は私が食事当番です、急がなくては!!)
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一方スカーレルは森を彷徨っていた
それぞれの集落に、アティはいなかった
なら此処(森)しかないと、結構な広さの森を歩きまわっていた
彼らしくもない、焦りが目に見えてわかる
もう帝国軍に捕まった?
もしかしてはぐれにやられてしまった?
事故にあった?
マイナス思考がスカーレルを支配した
(待っててセンセ!!今行くわ…!!)
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・
・
「あっれー?せんせい。スカーレルは??」
船に戻ったアティはソノラから思いもよらぬ事を聞いた
自分を探しに出かけたと
「放っておけば、そのうち戻ってくるでしょ」
「…そうですね。でも心配なので探してきます」
「わかったわ。食事の方はあたしがやっとくから心配しなくていいよ!」
「有難う、ソノラ。行ってきますね」
(待っていて下さいスカーレル!!)
数時間後
未だお互いが見つからない
もう時刻は18時を指していた
けれど二人は諦めず、お互いを探し歩いた
とりあえず一休みをしようと、とある樹に寄りかかった
「「はぁ…」」
「!?」
「へっ!?」
ため息が見事にハモった
「センセ!!!」
「スカーレル!!!」
お互いが探していた人物が目の前にいた
「心配したわよ、センセ…」
「私だって心配しましたよ、スカーレル…」
それぞれ、今までの事を話合い、二人は爆笑した
ふっと笑いをやめ、スカーレルはアティを抱きしめた
「スカーレルっ!?」
「ホント、無事でよかった…アティ」
「……貴方も無事でよかったです」
「このアタシが本気で取り乱しちゃったんだからね?」
「ふふ。見てみたかったです」
「全く…、茶化さないの。少し黙りなさい」
「えっ……んぅっ…」
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・
・
「スカーレルのバカっ」
「はいはい」
「バカ」
「またされたい?」
「ひゃっ!ご、ごめんなさい…(汗」
「クス」
何されたんですか、アティさん…
其れはみなさんのご想像にお任せします
終わり
□□□□□□□□
一万ヒット記念に、ゆえに頂いてしまいましたー!!!!!!(>_<)
スカアティ小説をもらえたというだけで、天にも昇るほど嬉しいのですが
もしかしなくてもお手軽ですか?匠さんの頭の中
私の書くスカーレルよりよっぽど、積極的で羨ましい限りです♪
むしろこのくらいの方が、アティを任せられるような気さえしますね(キラリ)
ゆえ、ありがとーうvvv
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